校長の挨拶

キャンベラ補習授業校は、1988年に小さな寺子屋的な学校として始まりましたが、キャンベラの発展とともに規模を拡大し、近年は土曜日の午前中に小学校1年より中学校3年の9クラスで60余名の生徒が勉強しています。創立当初より、日本的教育環境を提供し、日本の学校でも通用する学力(国語力)を維持するという目標があり、この目標は現在も変わっていません。

また、日本の学校文化を伝えるため、遠足・運動会・餅つき・学習発表会など多くの課外活動を行っており、生徒たちもキャンベラの地で日本的な学校行事を楽しんでいます。 

学年の隔てなく生徒の仲が良く、また行事や運営上の役目を通じて教師・保護者・生徒が常に協力し、一人一人の顔がよく見えることが当校の伝統です。

短い授業時間で1年分のカリキュラムをこなすことは、生徒にとっても、家庭での学習サポートをする保護者にとっても決して容易ではありません。しかし、家族の温かいサポートと教師の熱心な指導の下、生徒は学習に励み、充実した時間を過ごしていると感じています。 

キャンベラ補習授業校での勉強を志す生徒の皆さんと補習校コミュニティーのメンバー(会員)となってくださるご家族の皆さんをお待ちしています。